音程とは、高さの違う2つの音の、違いの大きさのことです。
俗に「音程が低い」などと表現することがありますが、楽典でいう「音程」は、単に「音の高さ」の意味ではありません。

「度」は、範囲の両端を数えますので、「間の数」よりも、常に1大きい数字になります。ですから、「度」を四則計算しようとするときには、注意が必要です。簡単に言うと、足し算のときには1を引き、引き算のときには1を足します。たとえば3度+4度=6度で、3+4の結果より1小さくなります。
一般化すると、計算するときにまずそれぞれの「度」から1引いておき、計算後に1を足して「度」にします。先の例で言えば(3-1)+(4-1)+1のように計算します。

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