ここでは、2分割と3連符の組み合わせを中心に、応用的な内容を扱っていきます。

基本的な考え方

2:3

3:2

4:3

3連符上の「付点のリズム」

3:4

6連符上の「付点のリズム」

3:8

そのほかの組み合わせ

それ以外の5連符、7連符等の組み合わせの場合、

この稿に書かれたような厳密に正確なリズムを求めるのは、通常、実際的ではありません。両方のパートがどのように組み合うか、パートの各音の割合に従って順番が守られていれば、十分なことがほとんどです。実際の演奏では、順番すら守られない演奏も散見します。

連符の同時でない組み合わせ

リズムの演奏の実際

実際の演奏に当たって、リズムをどのように演奏すべきか、については考察が必要です。
このページでは、書かれた楽譜をどうしたら理論通りに正しく演奏できるか、という観点で見てきました。
しかし、音楽の様式—時代様式やジャンル—によっては、必ずしも理屈上正しいリズムが求められているわけでないことがあります。